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【歯周病の予防と改善のために】歯磨きにデンタルフロスをプラスして効果アップ!

カテゴリ:予防・メンテナンス, 歯周病2023年2月16日

こんにちは。
吹田市千里丘、宇野辺の歯医者・小児歯科【堀江歯科クリニック】です。
 
「毎日歯磨きをしているのにむし歯や歯周病になってしまった……」と感じたことはありませんか。
 
じつは毎日歯磨きをしていても、100%汚れが落とせるわけではありません。
歯ブラシ1本だけ使った歯磨きだけでは6割程度の汚れしか落とせておらず、残った汚れからむし歯や歯周病になることが多いのです。
この残った汚れを落とすにはどうしたらよいのでしょうか。
答えは簡単で、歯磨きの補助アイテム「デンタルフロス」を取り入れるとよいのです。
 
そこで、歯磨きにデンタルフロスをプラスして効果がアップする理由について解説します。
 
 

【むし歯や歯周病の予防は歯間ケアがポイント】

歯ブラシ1本だけの歯磨きでは、歯の表面の汚れが落とせます。
しかし、汚れが残りやすい歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れが落とし切れないため、「デンタルフロス」を使用することをおすすめします
日常生活の中で掃除機だけでは落とし切れない汚れをクリーンワイパーなどで補うように、お口の中も清掃用具を使い分けると効果アップが期待できます。
 
 

デンタルフロスの正しい使い方

デンタルフロスには糸巻タイプとホルダータイプがあって、初心者にはホルダーがおすすめです。
 
●ホルダータイプのデンタルフロス
1 歯ぐきに強く当たらないように、ゆっくり歯の側面に沿わせてフロス部分を入れます。
2 歯の側面に沿わせるようにして、フロスを前後にゆっくり動かし、汚れを掻き出します。
 
●糸巻きタイプのデンタルフロス
1 デンタルフロスを40〜50cmにカットします。
2 両手の中指に巻き付けて、中指と中指の間のフロスが10〜15cmになるように調整します。
3 人差し指で固定しながらホルダータイプと同様に歯ぐきを傷つけないようにゆっくり動かしながら歯と歯の間に入れていきます。
4 歯の側面に沿わせるようにして、フロスを前後にゆっくり動かします。
 
●デンタルフロス使用のポイント
デンタルフロスは強く入れると、歯ぐきを傷める原因になりますので、力を加減して行うことが大切です。
また、デンタルフロスを入れて、引っかかりがある場合は、むし歯ができている可能性があります。
早めに歯科を受診して確認しましょう。
せっかく毎日歯磨きをしていても、むし歯や歯周病になってしまうと残念ですよね。
歯ブラシだけでは補えない部分は、デンタルフロスを併用して歯と歯の汚れをしっかり落としましょう。
 
使用方法が分かりにくい時には、受診していただいた時にご一緒に確認することもできますので、お気軽にご相談ください。
 

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