こんにちは。
吹田市千里丘、宇野辺の歯医者・小児歯科【堀江歯科クリニック】です。
 
「子どもの歯が出っ歯な気がする……」
「下顎の方が出ているかも……」
お子様の歯並びやかみ合わせが悪いと、気になる方も多いのではないでしょうか。
でも、まだ大人の歯が生えていないし、どのタイミングで歯医者に行ったらよいか迷うこともあると思います。
 
そこで今回は、矯正治療を早く始めた方がいいのかどうかについて、解説いたします。
 
 

お子様お一人お一人に個性があるように歯並びにも個人差があり、永久歯が生えて来るタイミングも違います。
そのため、矯正を開始する適切な時期はお子様ごとに異なります。
 
早めに矯正を始めることで、成長を味方につけた治療を行うことができ、顎のスペースが足りないときには顎の成長を促します。
そうすることで、永久歯が並ぶスペースを確保して歯が並ぶようにしていきます。
 
矯正相談をしてすぐに矯正が開始するわけではなく、まずはお子様の状態を把握することから始めます。
そして、歯並びが悪くなるくせがある場合には、改善できるようサポートさせていただきます。
 
また、汚れが取り切れていない場合には歯磨きの仕方を確認し、毎日のセルフケアをしっかり行っていただくようにしていきます。
具体的には、乳歯の段階では矯正を開始する前に準備できることをしておいて、永久歯が生えた段階で本格的な矯正治療を行うことが多いでしょう。
 
また、永久歯が並ぶスペースが足りない場合には顎の成長を促す装置を使用して、スペースを確保することもあります。
 
 

●対策1　しっかり噛んで食べる
顎の成長を促すためには、しっかり噛むことが大切です。
意識して噛むことも大切ですが、噛みごたえのある食事を積極的に食べることも効果が期待できます。
食物繊維の多いごぼうやれんこんなどを取り入れると自然に噛む回数が増えてくるでしょう。
また、イカやタコなどの歯ごたえのあるものも効果的です。
 
●対策2　指しゃぶり・爪かみなどのくせを改善する
指しゃぶりや爪かみは前歯に力がかかります。
くせになって続けていると、歯並びに影響を及ぼすと考えられています。
いきなりやめるのはお子様のストレスになることがありますので、少しずつ減らすよう促していきましょう。
歯科医院でも悪習慣をやめられるようにサポートいたします。
 
●対策3　うつ伏せ寝を改善する
うつ伏せの状態で寝ていると、顎に力がかかって負担になることがあります。
また、偏った方ばかりに力がかかると、圧迫され続けた部分の歯並びに影響が出ることがあります。
そのため、仰向けで寝るようにしましょう。
 
お子さんの矯正治療は必ず小さい頃に開始した方がよいわけではありません。
歯並びや成長状態に合ったタイミングで開始することが大切です。
お子様に合った時期に開始できるよう、矯正相談は早めにしておくと安心です。
 
堀江歯科クリニックでは、永久歯が生え揃っていなくても歯並びの相談ができますので、お気軽にご相談ください。