セラミックで歯並びの見た目を変えるメリット・デメリット
カテゴリ:ホワイトニング, 小児矯正, 歯並び, 矯正治療, 被せ物2022年3月7日
皆さんこんにちは。
堀江歯科クリニックです。
世界中、誰もが一人一人違う歯並びをしています。
そのため、完璧な歯並びというものはほとんどありません。
自分の口元を見ていて「歯が小さすぎる」「もっと白くしたい」「少し凸凹してるみたい」など、小さなところが気になる方もいらっしゃることでしょう。
そんな方のために、歯並びをキレイにするためにできることをお話します。
歯並びをキレイに整えるには「矯正治療」と「被せ物による調整」という2つの方法があります。
矯正治療では、歯に矯正器具を装着して少しずつ歯を動かし、いい歯並びに整える方法です。
治療が終わるまで数年かかり、矯正器具が固定されていると歯磨きがしづらく、むし歯リスクが上がることもあります。
被せ物による調整では、歯を多少削り、セラミックの被せ物をつけたり薄いセラミック板を歯の表面に貼り付けて、歯の形や歯並びを調整します。
短期間で治療が終わり、白くキレイな歯に仕上がります。
かみ合わせまでは治せませんが、小さな凹凸や歯の色、歯の大きさなど、見た目を調整することができます。
矯正治療に比べると、被せ物による調整には次のようなメリットがあります。
・短期間で終わる
矯正治療には1~3年かかることがほとんどです。
一方、被せ物による調整ならば、短期間で治療が終わります。
・むし歯が増えない
矯正装置がついていると磨き残しやすくなり、むし歯ができやすくなります。
被せ物による調整は短期間で終わるため、むし歯のリスクが高まることはありません。
・白くキレイな仕上がり
セラミックを使うため、白くキレイな仕上がりです。ご希望の白さを選んでいただくこともできます。
・小さな調整ができる
歯の形を微妙に整えたり、歯と歯のすき間をなくすことができます。
被せ物による調整には、できないこともあります。
・かみ合わせは治せない
かみ合わせを治すことはできません。
・大きな歯のズレは治せない
歯が大きくズレたり斜めになったものは治せません。
・歯を削ることになる
調整のために歯を多少削る必要があります。
被せ物でどのくらい調整ができるかどうか、まずはお口の状態を拝見してご提案いたします。
わからないこと、気になること、心配なことなど小さなこともお尋ねください。
地域のかかりつけ医として、おわかりいただけるように丁寧にご説明いたします。