ブログ|千里丘 歯科|吹田市千里丘、宇野辺の歯医者・小児歯科|堀江歯科クリニック

診療時間 日・祝
9:00~13:00
14:30~18:30

休診日:木曜・日祝
※9:00~14:30

〒565-0802
大阪府吹田市青葉丘南4-5 リッツ青葉丘1F

tel. 06-6875-6480
fax. 06-6875-6481
  • 地図
  • メニュー

歯石取りって痛くない?歯石取りをやったほうがいい理由

カテゴリ:歯のクリーニング, 歯周病2022年7月20日

皆さんこんにちは。  
吹田市千里丘、宇野辺の歯医者・小児歯科【堀江歯科クリニック】です。
  
「歯石を取ると痛いかも…」
そう思って歯石取りをためらっていませんか?
  
歯石を取る時に痛みが出ることがありますが、どのような状態でも痛みが出るわけではありません。
お口の状態や歯石のつき方などで痛みの出やすさが変わってきます。
  
そこで、歯石取りで痛みが出やすい状態と歯石取りをやった方がいい理由についてお話させていただきます。
  
  

どんな状態だと痛みが出るの?

1 歯ぐきの深い所まで歯石がついている場合
歯ぐきより上の部分についている歯石は比較的やわらかく、すぐに除去しやすい歯石です。
反対に歯ぐきの深い部分についている歯石は硬く、除去しにくい特徴があります。
歯ぐきの深い部分に歯石がついている場合には、歯石が原因になって炎症を引き起こしていることが多く、歯ぐきも腫れていることが多いです。
そうすると、歯ぐきが腫れているため、痛みが出やすくなりますし、歯石が硬く取りにくいため歯石除去の時に痛みが出ることがあります。
そのため、歯ぐきの深い部分の歯石の除去をする場合には麻酔をしてから行うことで、痛みを軽減することができます。
  
2 知覚過敏がある場合
歯ぐきが下がると、象牙質が見えてきます。
通常は歯ぐきで覆われている部分のため、象牙細管という神経の管が通っていてこの部分が刺激されると痛みが出やすくなります。
知覚過敏がある場合も、あらかじめ麻酔をしてから歯石取りをすることで痛みを抑えることが可能です。
  
 

歯石取りをやった方がいい理由

メリット1 歯周病の予防
歯石には歯周病菌がすみついていて、歯ブラシでは除去できないため、歯ぐきに悪影響を与え続けます。
そのため、原因になっている歯石を除去することで、歯ぐきの炎症の改善が見込めます。
また、症状が悪化している場合でも、症状を安定させるために大切な治療です。
  
メリット2 口臭の改善を期待できる
口臭の原因の1つとして考えられることが、歯周病菌が毒素を出すこと、歯周病が進行したときの出血や膿のにおいです。
このにおいの原因になる歯石を除去すると、口臭の改善が期待できます。
  
メリット3 歯ブラシの毛先が届くようになる
歯石がたまっていると、歯と歯ぐきの境目などに歯ブラシの毛先が届きにくくなります。
歯石を除去し、歯磨きがしやすい口内環境を保ちましょう。
歯石は細菌のかたまりで炎症を引き起こすため、すぐに取り除くことが大切です。
ただ、歯石になってしまうと歯ブラシでは取り除くことができず、歯科医院で行う必要があります。
歯石はついたばかりだとすぐに取り除くことができるため、定期的に歯科医院を受診して汚れを取り除きましょう。
  
  
堀江歯科クリニックでは、痛みが出にくいように、深い部分の歯石は麻酔をするなど対応して患者様の負担を軽減していますのでお気軽にご相談ください。